イタリア漆喰 ラスチコ

イタリア原産 天然素材の漆喰を直輸入でお届けします。

教願寺”四季の桜”鏝絵


兵庫県神崎郡の教願寺ご本堂の壁面いっぱいに、ラスチコにより、鏝絵(こてえ)の壁が、完成しました。
                

お寺付近の四季のうつろいうが、桜の木の変化を中心に描かれました。
              
 
使用されたのは、ラスチコmono・クネオ色で、こちらのような微妙で繊細な細工、絹のような質感を表現をしつつも、
壁面としての堅固さ、耐久性を保持するために、特別に手が加えられています。
               

こちらは夏、緑の葉だけになった桜の木に蝉。
                  
 

 
水面に頭を出すカエル、浮かぶ蓮の花など、アイデアは、お寺の若手の門徒さん方が自由に出されました。
 2012年に製作した記念として、絵のどこかに、”金環日食”も描かれています。
                 

写真を写す時間によって、かなり違った表情になります。
・・・それは、照明や光の加減なのです。
   鏝絵の部分が、平面の日本画のように見えたり、豪華な刺繍のように浮き出して見えたり・・・。
                      
 
 さすがに、微妙な色は、ラスチコのバリエーションだけでは足りないので、他の顔料も使用されています。
  全体的に淡い色調が、とてもとても上品です。
              

 それもこれも、みんなお寺の付近で見かける慣れ親しんだ光景なのです。
       


 「うっすら雪化粧の冬の木が好き!!」とおっしゃる方も多く、ちなみに当鏝絵作者も、冬のシーンが
  いちばんのお気に入りの様子・・・♡
            
 
 
冬のシーン末尾には雪の中につぼみの”春蘭”が、そして、春の始まりのシーンで、咲いた”春蘭”で、
 お寺の四季がめぐるのであります。
                

 全長約11メートル(幅85センチ)、鏝絵としては、他に例を見ないスケールです。
            
                                    
 このような鏝絵(こてえ)は、日本独特な手法で、細かく繊細な表現になるほど、
             それを可能にする性能を有する素材が要求されます。
                           
このほど、数少ない鏝絵の技能者:品川博氏(左官チーム品川)と共に、
ラスチコを、日本独自に、緻密で繊細な、壁画に最適な素材へと開発することができました。
                 

           
最適材であるラスチコと匠の技の結集、その”晴れ舞台”をご提供くださったのが、教願寺さんです。
 施工中より、解放されていたこともあり、見学に訪れる方々が絶えませんでした。
 ご門徒さんのみならず、多くの方々が、お寺に足を運んで頂けるようになるといいなぁ・・・。と、ご住職と話しました。
            

浄土真宗本願寺派 弘誓山 教願寺
   (兵庫県神崎郡福崎町南田原)
 ★You Tube★アップロードしています。↓ご覧ください。
 春夏シーン 動画
 http://www.youtube.com/watch?v=zBZO1gqREdk&feature=youtu.be
 冬秋シーン 動画
 http://www.youtube.com/watch?v=DUQB1XFlF-o&feature=youtu.be&a
 施工中  
 http://www.youtube.com/watch?v=zBZO1gqREdk&feature=youtu.be





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