イタリア漆喰 ラスチコ

イタリア原産 天然素材の漆喰を直輸入でお届けします。

実 録 ・ DIY奮 闘 記

うちわの話ではありますが・・・、
弊社社員 自宅の、お風呂の脱衣・洗面室の壁面と天井を、ラスチコmono(ベージュ)で
コテを持つのも初めてという全く素人のお施主さん(女子1名)自ら が仕上げました。
その全容の記録を、ご紹介させて頂きます。
  
まずは、Before です。
お風呂の脱衣・洗面室とはいえ、40年前の新築当時のままで、タイルといわゆる”綿壁”。
 
 
これらをはがし、大工さんが、補強などを入れながら、プラスター(石膏)ボードを貼りました。
こちらの大工さん、施主さんが自ら壁塗りをするのDIYに好意的で協力的(ホントは、大工さんもやってみたかったよう)で、シーラー塗りを始めるのにピッタリあわせて、養生(接触部分の木材部分や付近の家具・出来あがった部分などが汚れないようにカバーやテーピングすること)して下さっていました。
 
  
なにも、ここまで完璧にしなくても・・・、と最初見た時は思いましたが、いざ、シーラー処理作業になると・・・、
 

もちろん、シーラーを扱うのも初めてのこの方↑、サラサラな液体なので、ハケでやってもかなり垂れてきたようで・・・、
えっ!? シーラーの分量ですか? いい加減です・・・。 塗り面積合計が、8㎡弱だったので、足りなかったら、追い足しして作ろうと思っていたら、余ってしまったので、結局2回通りくらいシーラーしたはずです。
    
 
派手にやってます!塗り手が豪快な性格であったのと、やはり天井を塗る時は、かなり下に落ちるので、余計なくらい養生してあったのは、大正解!だと思いました。
あと、特に、天井を塗る時は落ちてくるので、頭・顔の前の方で塗るのが、素人にはアンゼンかと思いました。
 
 
それで、シーラーが乾く時間を利用して、石膏ボードの継ぎ目やドアのまわりに伏せ込む、現在、わが社で売り出し中の、耐アルカリ性グラスファイバーメッシュGT165(イタリア製)を各伏せ込み場所に応じた寸法に切って用意しておきます。
室内なので、全面伏せ込みの必要がないので、1人でもできました。
これまた、グラスファイバーメッシュ切り素人の、こちらの方↑ ではありますが、普通のハサミで問題なくジョッキジョキ♫
丁寧な養生を、大工さんにして頂いたおかげで、シーラー処理などの作業は、下準備も入れて、1時間程度 / 約8㎡ で終わりました。
  
さて、ラスチコ塗りは、塗り手の都合により、シーラー塗布から11時間後となりました。
まず、ラスチコ練り練り です。
 

なにせ、初めてですので、ラスチコに水を入れるだけでも、こんなんでよいのかしら???と、心配になってきます。
サラサラのシーラーが、液ダレして少々苦心したので、最初は、ラスチコは、少々固ネリをこころがけました。
トロ箱とかミキサーや、コテ板などの道具がないので、食器洗いのようなタライで混ぜて、洗面器に小取りして塗りました。
  
いざ、塗り始めます!!!
 
”少々固ネリ”よりは、水量が多い方がノビがよく、塗りやすいので、固ネリのラスチコに少しずつ水を加えました。

いや〜ぁ、天井は塗るのが難しいですね。
最初は、会社から貸与の、大きな金コテで塗ろうとしましたが、(なにせコテを触るのも初めてで)うまくいかなかったので、これまた念の為にと会社から持たせておいた小さめの「プラスチックこて」を使ったところ、コテの表面が、かなり ”しなる”ので、断然塗りやすくなったそうです。
小さめのプラスチックこて で、特に、天井は少しずつ塗りつけるようにしていったので、小さなコテあとがいくつも残っています。
 
グラスファイバーメッシュ伏せ込みの際も、少々緊張しましたが、とりあえず、出来る範囲でやってみました。
 (あっちゃー、プラスチックこてが、ラスチコでぐちゃぐちゃに付いていますが、素人ですのでご容赦下さい。)
  
塗り面積が、たったの8㎡弱というのに、コーナーや天井ばかりで、ザザーッと塗れなくて、結局7時間以上かかってしまいましたが、楽しかった〜 ♫ ♪
(首は痛くなりませんでしたよ) と、DIY塗り手からのコメントです。
    
・・・で、Afterはと言うと、

写真は、乾燥前で、まだ水分を含んでいますから、色調が濃いめです。
    乾燥した今では、淡い本来のラスチコmono・ベージュ色に仕上がりました。 
         
塗っていると、最初はご家族が、天井からラスチコが落ちて来ないか、心配げに何度ものぞきにこられたものの、途中からは、みなさん「ちょっとやらせて♡」とすごくやりたがっておられたそうです。(でも結局、塗り手は、プロ気どりで「アカン!」と、1度も変わらなかったそうです)
   
   使った道具は、これだけです。
あと、軍手を履いていましたので、途中、軍手でふき取ったり押えたり、けっこう重宝しました。
ラスチコは、今回のように初めてコテを持つ人でも、臨機応変に対応できる、簡単素朴な、それでいてふところの広い材料だなと思います。
   
  ”今回は、初めてのラスチコでしたが、一度さわってみると、
 「次からは、こうしよう!☆”」「あそこにぬってみよう!☆”」 と、いろいろと思いが膨らむ。” 
 と、今回DIYに挑戦した弊社社員からコメントをもらっております。
 (写真は、プラスチックこて)
    
    

              初めての方も、どうぞお気軽に、ラスチコを実体験くださいませ。

              トイレや道具部屋、脱衣場など、小さな空間から始めてみると、実に楽しいものです。

              ラスチコは、カビが生えにくく、湿気や臭いを吸収する性質(天然素材の範囲です)がありますから、

              湿度やニオイのこもる小さな空間にはぴったりです。

  
  
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