お施主さんがラスチコで自ら塗られた
”囲炉裏のある愛着の壁の家” です。
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「ラスチコは、自分たちでも塗れますか?」
というご質問を 私共はよく頂きます。
「もちろんです。塗るのが難しい場所や、技能を要する塗り方はありますが、
ラスチコを塗る事自体は、初めての方も出来ます」
・・・と、こちらのお施主さんにもお答えしていたんです。
こんなに本格的に趣きのある仕上がりになっていたとは、拝見するまで、想像がつきませんでした。
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新築のお宅、古色に仕上げた柱に、ラスチコ、ロレンツォ色で押え仕上げです。
1日だけの左官講習を受けられたそうですが、壁塗り施工者であるお施主さんには、ほんとうに感心しました。
この三角部分↓は、「命がけで塗った」とおっしゃるのですが、そのお顔が実に楽しそうで、爽やかなのです。
ラスチコ塗りに、初めて着手されたのは、2階のお子さん部屋でした。(天井はクネオ色、壁はリビエラ色)
「手つきが慣れてなくて、最初に塗った所は、自分で見てやはり、一番ヘタみたい。子供に悪いことしたかな〜」
とおっしゃるのですが、そのお顔が実に楽しそうで、爽やかなのです。
寝室は、天井・壁ともにクネオ色で、お施主さんが大好きな色だと感想を頂戴しました。
そして、「寝室を部屋じゅう ラスチコというシックイにしておいて、ホントに良かったと思う。
すごく安心して快適に眠ることができるので、正解だった と思っている。」 ・・・と、またも笑顔です。
リヴィング・ダイニングでは、壁にメンタ色という淡いミントグリーン(天井はロレンツォ色)を使ってみたいと、
敢えて特注色を選ばれましたところ・・・・
「いゃ〜、この色ほんまエエ色です。見て!いい風合い出てるでしょ!コレ、コレっ!!!」と、楽しそうです。。
どの部分も、思い入れやエピソードをお聞きしていると、話は尽きないのです。
「柱に塗る古色の色が濃すぎないか心配だったけど、ラスチコの色とよく合って、いい感じになりましたよ。
ホント、漆喰の壁、気に入ってるンですよ。」・・・と、そこまで言って頂くと、我々も少々恐縮しつつも・・・、
丸い天窓から入ってくる日差しと、大きな梁の陰が、ラスチコの白い壁に映えていました。
すでにお住まいの個人さまのお宅へおじゃまして拝見させて頂く事は
あまりないのですが、こちらのお施主さまには、ラスチコを自らお使い頂き、
大変ご満足頂き、立派な完成を目の当たりにして、私共も感無量でした。
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